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September 7, 2026

読書感想文「行動経済学が最強の学問である」

本書は全凡人必読の書です。仕事に役に立つか?という以前に、自分の生活をハックするのに役立ちます。 本書は序章、第1章から3章、エピローグという構成です。 第1章で「脳の認知のクセ」を、第2章で「状況」が意思決定に与える影響を、第3章で「感情」が意思決定に与える影響を分かり易く解説してくれます。 頭に入ってきやすい構成、文章なので「へぇ」という雑学としても面白いでしょう。 ただ、雑学で済ませてしまうのはあまりにもったいないと思います。認知のクセ、状況・感情の影響を理解して、自分の行動をコントロールするために、要は自分の生活をハックするために役立てることが出来る…ハズです。能動的に自分の行動をコントロールするもヨシ。受動的になってしまっている、外部からコントロールされてしまっている行動に気づき、主導権を取り戻すもヨシ。 この本を読んで、私が取り組み始めたことを3つ書きたいと思います。 一つ目は、生活リズム、起床時刻と就寝時刻を見直し、自分の時間と仕事の時間それぞれにどの時間帯をあてるかを変えました。 いままでは、朝は仕事が始まるまでに起きればいいや、と堕落した考えをしていました。それは時間の使い方がもったいない、と思い、いまは朝5時過ぎに起きて夜21時過ぎくらいには寝る(布団に入る)生活リズムを意識しています。朝起きてからの数Hは自分の時間です。このブログも朝書いています。 二つ目は、部屋のレイアウトを少しずつ変えています。これは何をどうした、というのを書くのは難しいです。意識しているのは視界と動線です。自分にポジティブな影響を与えるもの、意識付けしたいコトを書いた付箋などを視界に入るようにしはじめました。部屋の動線なんて考えたこともありませんでしたが、誘惑をなくして自分がホントにやりたいことに注力できるようにする、と意識する見方が変わります。自分がラクをする方向にも意識して変えています。 三つめは、ブラウザのタブを開きすぎないこととスマホ・タブレットのホーム画面の整理です。ネットもスマホも今や生活必需品ですが、誘惑の宝庫です。必要最低限のタブに絞ることで、誘惑を減らしてホントにやりたいことに集中できるようにします。メールとカレンダーはGmail/Googleカレンダーを使っているのですが、サブモニタに移動しました。スマホのホーム画面はもともと1ページにおさまるようにはしていたのですが、アプリアイコンのフォルダ分けが雑というか行き当たりばったりというか、1ページに収める以上のことをしていなかったので、改めて使い易いように整理を始めました。この辺りは試行錯誤も入りますね。 ところでなぜこの本を「凡人」必読の書と紹介したのか。それは、非凡人はこの本に書かれていることを観察や経験で理解して活用していると思うからです。きっと、そういう根本的な違いがあると思うのですよ。 凡人は凡人なりに頑張りたいと思います。 本はこちらになります。

April 28, 2025

「サイバーセキュリティ、失敗と後日談 Vol.01」でLTしてきました]

えー、タイトルの通りです、ハイ。 Connpassのページはこちら。私の発表資料はこちらになります。 発表で紹介させていただいた書籍は「技術書」の読書術と「ホワイトハッカーの教科書」になります。 開催されるのかドキドキでしたが、無事開催されました。第二回も期待できそうで、楽しみです。 オフライン限定での開催でしたので他の方の発表には触れませんが、インプットとアウトプット、頑張っていきたいと思います!

March 22, 2025

映画「サマーウォーズ」の暗号について考える

映画「サマーウォーズ」の暗号については解法の解説記事や動画が沢山ありますが、この記事ではちょっと違う、ITエンジニアならではの視点で見てみたいと思います。 まず、健二君に届いた最初のメールを振り返ってみましょう。佐久間君との会話でありますが「最初の数字は8」です。この時点で、2進数または8進数だという可能性は消えます。では16進数でしょうか?残念ながらそうでもないようです。0から9の数字しかありません。冒頭も0xではありません。 でも、暗号化された情報、コンピュータ上の情報ならば2進数か8進数かもしくは16進数で表現されているのが自然だと思うんですよ。たとえば、 0xdeadbeef.... みたいに。でもね、分かってはいるんです。そんな風に思うのは一部のgeekだけだって。エンタメ作品としてはこれで正解だって。 さて、暗号の解説記事や動画ではRSA暗号だという前提でお話しされていることがほとんどです。 それでは、RSA暗号について、ChatGPTさんに聞いてみました。 鍵の生成 素数の選定: まず、大きな素数 𝑝 と 𝑞 を選びます。 積の計算: これらの素数を掛け合わせて 𝑛n を計算します。 オイラーのトーシェント関数の計算: 𝑝 と 𝑞 のオイラーのトーシェント関数 𝜙(𝑛)ϕ(𝑛) を計算します。𝜙(𝑛)=(𝑝−1)×(𝑞−1)ϕ(𝑛)=(𝑝−1)×(𝑞−1) 公開指数 𝑒 の選定: 公開指数 𝑒 は、1<𝑒<𝜙(𝑛)1<e<ϕ(𝑛) であり、𝑒 と 𝜙(𝑛)ϕ(n) が互いに素である整数を選びます。一般的に 𝑒 としては 65537 などが使われます。 秘密指数 𝑑 の計算: 秘密指数 𝑑 は、以下の条件を満たすように計算します。𝑑×𝑒≡1(mod𝜙(𝑛))𝑑×𝑒≡1(modϕ(𝑛)) つまり、𝑑 は 𝑒 の 𝜙(𝑛)ϕ(𝑛) における逆元です。これを計算することで、秘密鍵が得られます。公開鍵は (𝑒,𝑛)、秘密鍵は (𝑑,𝑛) です。 この後、暗号化、復号について解説してくれました。 さて、もう一度、健二君に届いたメールを振り返ってみましょう。 届いたメールは…ひとつの長い数字の羅列です。pとかqとか、eとかnとかですね… こんなツッコミ、無粋なのは分かってるんですけど、気になっちゃうんですよ… 最後に、物語終盤、GPSに偽の補正情報を送るためのラブマシーンとのバトルを見て見ましょう。 こんなやりとりがあります。 「パスワードが変更された。」「もう一度解きます。」 ...

November 11, 2024

読書感想文「『ひとりが好きな人』の上手な生き方」

タイトルの「ひとりが好きな人」は内向型の人のことです。ご自分が当てはまると感じる方にはお勧めの本です。自分の特性を理解して活かす術が書かれています。 まず内向型の人がどういうときに気力を蓄えることが出来て、どういうときに気力を使うのかが解説されて、それに基づいてどのように世の中に参加していくのが良いか、具体的な方法が示されています。 気力の蓄えと消費の解説は自分のコンディションの変化を振り返って、なるほどを思いました。体感しながらも流されていたものが言語化された、そんな感じです。 そして大切なことは、自分の気力の管理に責任を持つ、ということです。 そうすることで、より充実した社会参加が可能になります。 ではどのように気力を蓄えていくのか、それも解説されています。 ポイントは次の二つです。 簡単にできる気力の回復手段に熟達すること なるべく多くの気力の回復手段を身に付けること この本の良いところは、内向型を肯定して外向型の方とは違う価値を届ける社会参加が可能だと後押ししてくれていることだと感じました。一日の過ごし方から仕事、そして人生に至るまで。 この本で学んだことを活かして、自分の気力を管理して計画的に使えるようになることと、気力を充実させる手段を多く身に付けてより多くの機会を得られるようにしていきたいと思います。 本はこちらです 紙版 [Kindle版]https://www.amazon.co.jp//dp/B0CFQB5256/ 以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。

February 19, 2024

読書感想文「世界一流エンジニアの思考法」

結論。読み終えたらすぐに「新しいやり方・思考法」で仕事に取り掛かりたくなる本でした。ありがとうございました。 US Microsoftでシニアエンジニアとしてご活躍されている牛尾剛さんの著書で、ご自身の経験と同僚の観察を通じて、文字通り「世界一流」のエンジニアたちがどのようなマインドセットや行動様式で仕事に取り組まれているかが詰まっていました。 冒頭で「読み終えたら」と書きましたが、実際には読んでいる途中から仕事をやり直したくなります。本の中で他の本が紹介されたらその場でKindle版を検索して購入しました。いい本で紹介されている本はいい本に決まっている、そういうマインドにされていました。 著者の牛尾さんはMicrosoft Azureの「中の人」です。Azureという世界でも最先端のサービスをつくりアップデートしていくのは並大抵のことではないのは容易に想像できます。 しかし、日本の、特に私が少し前まで属していたSIピラミッド構造でよくある悲壮感に近いプレッシャーはまるでないようでした。それは日米、いいえ、日本とインターナショナルチームの文化の違いと、エンジニア個々人の思考法・行動様式が違っているからだと思いました。 文化の違いは自分一人で今すぐどうこうするのはすぐには難しいですが、自分の思考法と行動様式は変えていけます。 この本に書いてあることは全部取り入れたい!と思いますが、特に自分に刺さり、共感いただけそうなことを一つご紹介します。 それは"Be Lazy"(怠惰であれ)というマインドセットです。よもぎたは元々怠惰じゃないか、と突っ込まれそうですが、その怠惰とは違います。「より少ない時間で価値を最大化するという考え方」です。そのための習慣も紹介されています。プログラマの三大美徳や、昨年のMicrosoftの年次イベントIgniteで言われていた"Do more, with less.“に通ずるモノがあると感じました。 他にもお伝えしたいことはいろいろありますが、とにかく読めばわかる、の一言に尽きます。 ただひとつ残念なことがあるとすれば、この本はもっと早く、出来れば15,6歳、遅くとも二十歳くらいの時に読みたかったです。40過ぎて色々抱えた状態で読むと「今までの自分は…」という気持ちにさせられてしまいました。 若い方にはぜひ読んでほしい本です。オススメです。 本はこちらです 紙版 Kindle版 以上です、最後までお読みいただきありがとうございました。

September 26, 2023

読書感想文「技術書の読書術」

結論 「読書依存症」の著者二人の読書を起点とした学習方法・スキルアップ方法の極みを公開した良書でした。ありがとうございました。 出版社の書籍紹介ページはこちらです。 冒頭の「読書依存症」というのはこの本に登場した言葉です。著者のお二人はまさにこの状態だと思います。 この本を読んで書見台を購入しました。紙の本を読むときの集中力が段違いになります。もはや書見台なしで紙の本を読むのは苦痛にすら感じるくらいです。すくなくとも集中して読むことはできなくなりました。以前と同じ集中力でも書見台を使っているときと比べて集中していない、と感じているのかもしれません。 タブレットスタンドも増やしました。圧倒的に電子書籍を購入することが多いけれど、これも読むのが楽になります。 書見台もタブレットスタンドも、できるだけいいものを購入するのがおすすめです。どうせ数百円の違いです。もとは十分とれます。どちらも、角度調整の自由度が高いものがおすすめです。どちらも、外出時に使う携帯しやすいものと机に置いておくものがあると良いでしょう。書見台は厚い本にも対応しているか、要チェックです。机置き用の書見台については設置場所に本を支える背面の足の部分が他のものと干渉しないかも確認してください。 残念なことに、私はまだ机の上に書見台を置くスペースを捻出できていないのですが・・・。 リアル書店からも久しく足が遠のいていましたが、また足を運ぶようになりました。とはいえ、池袋のジュンク堂や神保町・秋葉原の書店にはまだ行けていないのが残念です。 リアル書店で鈍器な本を見ると、やはりそれ相応の覚悟とか気合いがないと手を出しちゃダメだよな、と思います。電子書籍だと、その心構えがないままちょっとお高いなーくらいのお気持ちでポチってしまって後悔しがちです。ちゃんとPRINT LENGTHとか情報が提供されてるんだから、よく見て覚悟を決めてポチるようにしたいと思います。 技術ネタをQiitaに書くようになって宙に浮いてた感のあるこのブログですが、これからは読書感想文を書くようにしたいと思います。]

August 3, 2023